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2006年01月09日

古畑任三郎ファイナル/黒いバッグの女

・古畑任三郎ファイナル
 http://wwwz.fujitv.co.jp/furuhata/

 三編の視聴が完了したので、ちょっと感想を。

 第2夜「フェアな殺人者」
 :イチローがゲストで犯人。冒頭、イチローと同時に演じている役者がイチローの心境を台詞で語っている雰囲気があったのでこのままいくのかと思ったら、後半ではそれなりにイチロー自身も台詞があった。というか、思っていたよりドラマの中のイチローに対して違和感がなかった。

 イチローは、小林隆演じる向島の弟という設定。弟と言われると、確かに似ている気もしなくはない(笑)。途中、向島が警察官時代の同僚に薬を分けて貰ったという件は、故人・伊藤俊人氏が演じた桑原技官のことだろうか。言葉だけといえど、一瞬氏の顔が浮かんだ。

 第3夜「ラスト・ダンス」
 :松嶋菜々子が二役。入れ替わりは分かっていたけれど、中盤の今泉と西園寺による検証実験で、ちょっと思考が混乱。松嶋菜々子の出演作としては「利家とまつ」「ななこなでしこ」以降はほとんど見ていなかったけれど、本作では目の演技がなんだか印象的だった。このへん、野田地図における松たか子や深津絵里に近い感じ。

 第1夜「今、甦る死」
 :三編を通した結果、やはり私としては第1夜が最もインパクトがあった。藤原竜也演ずる堀部音弥の過信なまでの自信というか、半ば気がふれかかった部分と、堀部パン経営に関する現実に直面した際の弱さが実に対照的で、より前者の部分が出てきたときの印象が強く残る。そして、突然の終劇。久しぶりに何度でも見返したいテレビ作品になりそうです。仮にDVDが単品発売されて、何かしら映像特典があるようなら抑えておきたい。

・黒いバッグの女
 http://www.tv-asahi.co.jp/tokuban_abc/20052006/contents/article/0032/

 テレビ朝日系列木曜8時枠の木曜ミステリー作品出演者が豪勢に登場しつつ、実に暗い、重い作品。あらすじには、8年前に父親を殺された橋瓜功演じる国語教師の生徒と、その父親を殺した生徒の復讐劇に、名取裕子演じる黒いバッグの女が絡んでいくというイメージだったが、あくまでそれは前置きであって、本編は橋瓜功と名取裕子がメイン。本当に最後まで見ないと本旨が分からないのは、古畑任三郎とはまた違う楽しさだった。本編で何度も繰り返されていた「さざ波の立たない人生なんて」云々という台詞が本編に重みをより与えていた。

 と、いうわけで今週から久しぶりに京都迷宮案内がスタート。楽しみっす。
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