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2007年11月06日

維新派「nostalgia <彼>と旅をする20世紀三部作 #1」

@彩の国さいたま芸術劇場 大ホール

 2004年に行くつもりで宿まで手配した大阪屋外公演「キートン」が台風で休演してしまったため、実際に観るのは2003年の新国立「ノクターン」以来。ただ、NHK教育が放送した「ナツノトビラ」を見たので回数的には3回目。

 あまり事前情報を入れないで足を運んだこともあり、さぁログを残そうと思った今になって特設ページがあることを知る(苦笑)。

特設ページ
http://www.ishinha.com/nostalgia/SP/index.htm
 移民船に乗ってブラジルへと渡った日本人少年とポルトガル人の少女、それに先住民の少年が出会い、旅をし、成長した数十年後までが描かれていた。間には移民排斥運動の描写もあり、それが以前に観た劇団四季「李香蘭」で感じた雰囲気と時代性という面で似ているという感覚を受けた。

 初めて観たノクターンはその雰囲気に圧倒されたため細かい所まで目がいかなかったけれど、今回は少し慣れというか、余裕があったので色々と見ることが出来た。衣装や舞台美術の面で全体的にモノトーン調の雰囲気が漂う中で、赤や黒、白といった色が一際印象に残った。もちろん、それはキーになる登場人物なんだけれど、こんなに鮮やかな色だったんだなぁと。上流階級層の衣装あたりは、白塗りの顔を含めて何かゴスロリ系の人にも人気を呼びそうだとか、どうでも良いことも思ってしまった。

 特設ページのインタビューでも松本氏が言及していますが、今回は映像が多用されていて、中盤の中南米の地名を現わすシーンあたりが特に良かった。単になぞっていくだけで想像力がかき立てられるというか、そんな感じ。それと、「彼」の存在は最初良く分からなかったけれど、やはりインタビューを読んでその存在の意味が少し分かった。

 最後にはアメリカへと渡るような描写があった。これは第2部がアメリカということになるんだろうか。散り散りになった彼、彼女らはどうなったんだろうか、確かに最後まで観たんだけれど、成長した少年の最期の印象が強すぎたため少し記憶が飛び気味。そのうち、どこかで放送してくれると再確認できて有り難いです。

 ちょっと残念だったのは演者の動きが所々でまとまっていなかったところ。埼玉公演は3日間4公演で、夏にあった大阪公演(13日間12公演、休演日含む)とは日程的に離れているし、再練習期間を考えても仕方がないのかなとは思うものの、やはり残念な点ではあります。

 asahi.comの記事を読む限り、第2部は野外劇らしい。野外劇となると上映地区は限られてしまいそうだけれど是非観に行きたいところ。

asahi.com:劇団「維新派」が新作「ノスタルジア」 移民らの歩み点描
http://www.asahi.com/culture/stage/theater/TKY200710270147.html
 上演後、物販コーナーにてナツノトビラ、ノクターンのサントラ、それにナツノトビラのパンフレットを購入。本作のパンフレットは要望があれば対応するかも、ということらしい。

http://www.ishinha.com/
posted by MEI at 00:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・芸術
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