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2008年01月31日

コミック:秋吉由美子「まつのべっ!」

 まんがタイム スペシャル/ナチュラル等で、1998年から2007年まで連載。1&2巻同時購入で各980円。少々高めの値段設定ですが、1冊が実質2冊強のボリュームなのでトータルで見れば安いかなと。

 秋吉氏というと、無印/オリジナルで連載していた「はるなちゃん参上!」の作者で、「まつのべっ!」も実は約10年という長期連載だった作品。幼い頃に引っ越していった幼なじみが女優になってテレビに現われ、かたや本人は保育士として務める幼稚園で同じ容姿の園児に振り回される。

 当然、後半になるに連れてストーリーはテンポアップしていくのですが、凄いなと感じたのは前半。1巻の半分超を読み進めるまで「彼女が女優」「園児に振り回される」という反復。じわりじわりと話は進展して、この反復が後半と読了後に効いてくるんですが、恐らく連載ベースだと1年超はこの反復だったんじゃないかと。

 よもや最初から10年の連載を構想しているとは考えられないので、筆者も以降のストーリーの振り方を熟考していたのかななんて思うし、これを認めた編集側の判断も終了した今では凄いなと思う。最終的なストーリーの落とし方も清々しく、確かに単行本化の声があがるよねと感じた。これを連載で読んでいたら、後半はきっと次号発売が気になっていたに違いない。

 ちなみに「はるなちゃん参上!」って連載が終了したものと思っていたんですが、実は連載がジャンボで続いていてビックリ(Wikipedia該当記事)。芳文社だけかもしれませんが、4コマ誌の作品は単行本にならない作品が数知れず、「そういえば昔、こんな話があったよなぁ」と思いついても再チェックする術がない。

 ビジネス上の理由があるのも分かるけど、もったいないよなぁ。「はるなちゃん参上!」も実は絶版状態になっているし、「まつのべっ!」も下手をしたら単行本にならずに埋もれる状態になったのかもしれない。単行本で再び知る読者もいるわけだし、多少高くなってもオンデマンド出版なり電子書籍化して販売してくれると嬉しいんですけどね。

 そんなことを感じていたら、秋吉氏の単行本に関する議論をまとめていたブログがあったのでご紹介。

よつぎりポテト「秋吉由美子氏に関連した4コマ単行本の議論について



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posted by MEI at 01:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミック・書籍
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