Google
 

2006年09月17日

クロムモリブデン「猿の惑星は地球」

@中野ザ・ポケット

 衣装ぐらいしか印象に残りませんでした。

 公演チラシに音響や照明に特徴がとあったので、そこの部分はちょっと楽しみだったわけですが、それは過去公演の紹介だったようです。客層に偏りが生じていたことと、最初に「戦場のメリークリスマス」が流れてきたことで、じっと堪え忍ぼうと覚悟を決めました。

 演劇というより、コントの類なのかもしれない。パート、パートを細切れに、同じ台詞・モーションを3、4度繰り返し、かすかな笑いを誘っていく。一部お笑い番組にある「ここが笑いどころですよ」といわんばかりの演出・演技は性に合わないのが再確認できたのは良かった。

 出演者は全体小綺麗な人が多い。一方、毒のある役柄が皆無で均衡感がない。最後の最後までオチが分からないといえば聞こえは良いですが、落とし方が見つからないから、無理矢理落としたという気がしなくもない。まぁ、題目が「猿の惑星は地球」の段階で、そう頼るというか道筋はあったのかもしれませんが……。ともかく、ここまで脚本と演出が何を意図して作り上げたのか分からない芝居というのも久しぶりでした。いや、初めて? 

 観劇の前に慣れない中野駅北口のアーケードやブロードウェイを歩いた15分の方が数倍楽しかった。

http://crome.jp/
posted by MEI at 00:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・芸術

2006年09月09日

パパ・タラフマラ「僕の青空」

@ザ・スズナリ

 ダンスパフォーマンスにも関わらず、受け付けで公演パンフレットを貰い損ねた。しかるに、シーンというか、プロットというかそういう前情報無しに探り探り観ることになってしまった。反省。

 開演時間から10分程度遅れてから開演。視界に入る範囲で10席前後が空席だったので、遅れてくる客を考慮してのことだろう。そういえば、開演直前に上が白、下が黒と似たような格好の人が何人か、手ぶらで着席していた。着の身着のままにしても、着のまますぎる。関係者?。それは別に良いのだが、仮に関係者であるのなら公演中に私知ってます的な笑いをするのは控えて欲しかった。

 今回足を運んだのは、どこかのダンスパフォーマンス系の公演で挟み込まれていたのがきっかけ。なので、ダンス系という意識だったが、実際はそうでもなく、歌もあるし、語りもある、マイクもある。

 それと、意図したものか、劇場の設備制限によるものかは分かりませんが、音の流れがちょっと面白かった。この公演ではスピーカーが用いられているんですが、スピーカーは舞台上に設置されていて、後方にはない(と思う)。よって、前から客席方向へと音が向かっていくんだけれども、舞台上に音が留まっているという感覚もある。そのせいか、舞台から客席へと音がこぼれるように流れてくる印象があり、音の流れによる壁のようなものが感じられたわけです。ただ、幾つかの音(食器を叩く音とか笛を鳴らす音)はそこを突き抜けて一直線に客席に来たので、ちょっと耳が痛かった。これらの音量を少しだけ落としてくれると、耳としての満足度はより高くなっていたと思う。

 ただ、ベースは(少なくとも自分の中では)ダンスパフォーマンスであり、個々にどこが良かった、悪かったというのは説明が難しい。まだ数公演しか観ていませんが、この系統の公演は理論的に考えるよりも、感覚的に合う、合わないの判断の方が正解なのかもしれません。というわけで、自分の中では結構楽しめました。

 12月20〜24日に「シンデレラ」を題材にした公演があるらしいのでこっちも足を運んでみようかなと思いました。原作付きだと、こちら側の頭の中でのイメージも持っていきやすいでしょうし、色々数を重ねていこうと思います。というか、クリスマスシーズンに独り六本木でシンデレラというシチュエーションが悲劇といえば悲劇ですが(苦笑)。

http://www.pappa-tara.com/
posted by MEI at 22:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・芸術

2006年09月03日

双数姉妹「TRIAGE」

@THEATER/TOPS

 TRIAGE(トリアージュ)、ERなどの医療系ドラマではお馴染みの用語といって良いですが、怪我を負った人の負傷度合いを見て治療優先順位を決めていくというもの。

 日本企業が観光開発を行なおうとしている「もずく島」の日本人向け料理店で起こった爆発事故で、文字通り消防隊がトリアージしようとするのが冒頭。そうした中で、事故後と事故の少し前の出来事が交互に入って、かつ、それぞれの登場人物の思いがミュージカル調で歌われていく。芝居から歌の入り方は、公演2日目のせいもあってか多少ぎこちなかった。

 トリアージュという単語からERの影響もあって、かなり殺伐とした内容を想像していた。しかし、本作に関してはトリアージュが行なわれる現実をトリガーに、事故を通じて登場人物それぞれが事故前に思い抱いていた感情を明かしていくという部分に重点をおいているようだった。

 終幕ではちょっと展開が良すぎやしないかと思ったけれど、「人は罪を背負って生きていく」云々の台詞以降は、希望を持たせる演出と考えれば納得は行くかなと。公演終了後は劇団員がそのままロビーに行って売り子になるという、大分久しぶりに見る光景にちょっと戸惑いと喜び。双数姉妹は初めてでしたが結構楽しめただけに嬉しい追加トラックというところでしょうか。

http://www.duelsisters.com/
posted by MEI at 02:45 | Comment(1) | TrackBack(0) | 演劇・芸術

2006年08月27日

セレノグラフィカ「それをすると」「終わらない段落」

 @シアタートラム

 良く分からなかった。リコーダーと落語、それに照明の組み合わせ方、使い方までは漠然と理解がいったんですが、肝心のダンスはダンス公演を観に行ったのが初めての私にとっては、どう受け止めれば良いのか分からなかった。正直に言えば、リコーダーの調べにのせて「それをすると」では10分くらい寝てしまった気がする。

 退屈とか、つまらないということは無かったんですが、理解が追いついていないので、初物には色々戸惑うなとつくづく。個人的にはシアタートラムだと視線の逃げ場を見つけてしまい集中力が切れたというのもあるので、次回機会があるようなら、視線を逃がすことなくじっくり観られるところで観たいかもしれない。

・セレノグラフィカ
 http://www.selenographica.net/
posted by MEI at 00:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・芸術

2006年08月13日

八王子市夢美術館「安彦良和原画展」

八王子市夢美術館

 入場料 大人500円。夢美術館の会期は9月18日まで。

 アニメーター時代から漫画家時代まで、安彦良和氏が描いた300点前後の原画などを見ることができる展示会。機動戦士ガンダムやF91はもちろん、アリオンやライディーン、ダーティペア、クルドの星など作品ごとに展示が行なわれています。正直に言えば、展示されているアニメーションや漫画作品の多くは未チェックなんですが、こう、なんというか、時代を問わず安定した原画をみていると、「あれも見てみたい」「これは見直したい」という思いが湧いてきますね。

 展示終盤は、ガンダムエースに掲載されているガンダムThe Originの原画に加え、実原稿、ラフ、サムネイルが展示されていて、こちらも制作の過程が垣間見えて勉強になります。例の「認めたくないものだな…。自分自信の… 若さ故の過ちというものを…」という台詞がサムネイル段階では所々違っていて、アカ入れで原作アニメベースに戻されているところなども。それに原稿によっては、写植が外れた部分もあって、氏が入れた台詞の元字なんかも確認できます。達筆でした。ちなみには原画は水彩画+ポスターカラー、漫画は墨汁で描かれているようです。

 そして今回、原画展に行くにあたっては、限定3000部で販売される原画展の図録を購入するというのも1つの目的。値段を確認しなかったので、会場で4200円(夢美術館筺付き)という価格にたじろぎましたが、何とか初心を貫徹すべく、購入。原画展に合わせて制作されたという図録で、インタビューなども収録されています。これからじっくり時間をかけて拝読させていただく予定ですが、知り合いで観たいよという方は機会があればお持ちいたします。

安彦良和原画展図録 パンフレットとポストカード

・八王子市夢美術館
 http://www.yumebi.com/
・安彦良和原画展
 http://www.add-system.co.jp/yasuhiko/top.html
posted by MEI at 00:11 | Comment(2) | TrackBack(0) | 演劇・芸術

2006年08月06日

猫のホテル「電界」

猫ホテチラシ

@本多劇場

 浦安が舞台。上演中にしきりに出てきた“青べか”の“べか”というのは、海苔採集や小河川で利用される1人乗りの小舟らしい。浦安の埋め立て事業に(参考:浦安市公有海面埋め立て)際しての漁業権放棄に向けてというのが大筋で、1万円札が聖徳太子だったあたり、少なくとも昭和61年以前の浦安になるんじゃないかと思います。フィクションですが。

 ラストはあっさりめ。でも、よくよく考え直すと、漫才はヤクザのそれで繋がってますね。今、気付きました。そうすると、電界というタイトルも個人的に意味が通じてきます。あと、名越(池田鉄洋)は良く分からないポジションだったけど、猫のホテル自体、久しぶりで2回目なので、ひょっとしたらそういう役周りなのかもしれません。

 一応、公演期間中だし、詳しく書くと時間がかかって仕方がないので備忘録用にキーワードで。
浦安、漫才、漁業組合、漁業権放棄、埋め立て事業、代書、間男、させ子、山本周五郎、しじみ、横領、失踪、殺人。

 次回は2007年4月に公演予定。入場時に渡されたチラシの分厚さは困ったけれど、野田秀樹の次回公演パンフなど、それなりにチェックしたい芝居があったので良しとする。で、半角英数制限が可能になっていたので、今回からトラックバック制限の緩和を試してみる。ダメだったら、また籠もります。

http://www.nekohote.com/
posted by MEI at 00:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・芸術

2006年07月30日

東京都写真美術館「世界報道写真展2006」

東京都写真美術館 世界報道写真展2006を見に恵比寿ガーデンプレイスへ。着いてみると「世界報道写真50周年記念展:絶望と希望の半世紀」、「イザベル・ユペール展」という写真展も一緒にやっていて、複数枚購入でディスカウントだったので全部回ってみた。時間は1時間40分くらい。価格は400円くらい安くなった気がします。

・世界報道写真展2006(〜30日まで)
 :事件や紛争・戦争以外にも、スポーツや動物部門もあり、後方2つが最後に割り振り。写真点数はまぁまぁ。展示方式が“/”“\”というように斜めになっていたので、ところどころ詰まっていた。そうした先には重めの写真があったので意図したものなのかもしれませんが。スポーツ部門だとインドバッドと紹介されていたとてつもなく大きい棍棒が印象的。

・世界報道写真50周年記念展(〜9月10日まで)
 :1955年から10年区切りで時代を見ていくという展示でしょうか。区切ってみていくと、2000年以降の写真は時代を切り取ったもの以外に、見せる要素に重点をおいた写真もあった気がします。今回見た3展の中では、ここを一番お勧めしたいですね。

・イザベル・ユペール展(〜8月6日まで)
 :フランス人の有名女優というイザベル・ユペールを色々な写真家が撮った。という展示。1980年代から2000年代が中心だったようですが、イザベル・ユペールを知らないまま見ていたので感じ入ることが少なく。反省。途中から日本人で女優とすると、ここに該当するのは誰なんだろうなぁと考えながら見てました。

東京都写真美術館
http://www.syabi.com/

タグ:写真
posted by MEI at 23:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・芸術

2006年06月26日

青年団若手自主企画vol.28「立つ女」

@アトリエヘリコプター

 公演とは直接関係ないですが、公演日数日前にアトリエヘリコプターのWebサイトにアクセスできなくなり、行き方が分からなくなりかけかたのが怖かった。現況のサイトは知り合いがドメイン使用期限が切れたときに表示されたページと同じだから、ひょっとしたらドメイン期限が切れているのかもしれない。

 さて。「立つ女」は青年団の兵藤公美、水と油(活動休止中)の藤田桃子、CAVAの丸山和彰が出演者で、オムトンが生演奏を行なった公演。演劇というよりは台詞のある、マイムパフォーマンスという感じでしょうか。台詞の部分も同じ台詞を反復させることが多く、繰り返し動作のそれに近い印象を受けました。

 アトリエ内は結構広かったものの、客席部分は50名前後ぐらいで、大半は演技&演奏スペースに割り当てられていたのはなかなか面白かった。子供連れの方もおられ、演劇よりもパントマイムなどを見せるといろいろ刺激があって良いだろうなぁと子供さんにちょっと嫉妬。

 何分、パントマイムパフォーマンスを直に見るのが今回で2度目だったので、その善し悪しの判断材料が出そろっていませんが、元製作所だったアトリエが外気よりも暑かったという点を除けば(笑)、概ね満足。渡された公演チラシも普通の演劇の公演とは違って、ダンスパフォーマンス系が多数だったので、こちらも新鮮。公演情報を袋にしているグループもあって、チラシ入れに活用させて頂きました。これらチラシと、パンフレットにあった今後のスケジュールを見ながら、マイム&ダンスパフォーマンス系も色々見ていこうかなと思います。

http://www.seinendan.org/jpn/info/wakate060404.html
posted by MEI at 01:56 | Comment(2) | TrackBack(0) | 演劇・芸術

劇団ダンダンブエノ「トリデ〜砦〜」

@青山円形劇場

 俳優の近藤芳正が中心となって結成された劇団。これまでの公演出演者を確認してみると、同氏に加えて、山西惇、酒井敏也が全公演に参加しているのでレギュラーメンバーなのかもしれません。

 砦は町で開かれるフェスティバルのライブに向けて合宿所に2泊3日の日程で集まってきた若者たちのお話。時代設定は1970年代。途中、現代視点からの回想も入っていた。最初はバラバラだったメンバーの心があることをきっかけにまとまっていくという、ある意味オーソドックスな話。非常にゆったりとした気持ちで観れたんですが、バラバラである部分の比率が高かったせいか最初の1時間(公演時間は約2時間20分)は判断しにくかった。

 後半から徐々にそのペースは解消していくものの、ところどころ観ている側で内容を補完していく部分も少しあって、スローペースな話の分、全体バランスが違っていたら印象がより良くなっていたかなと思う。それと今回は円形劇場でしたが、円形の部分も座席に割り当てていたので、実質的には普通の劇場と同じ感じ。逆に、円形部分は平面なので傾斜がない分、前の人の頭が舞台への視点を遮ってしまったので、そこは残念だった。

 ちなみに公演パンフレットは通常版(1000円)に加えて、CD付きの1300円が販売されています。CDには主題歌とそのカラオケバージョンの2曲が入っているので、それが気に入ったら購入されても良いかなと。私はといえば、どちらにしようかと悩みましたが、CD表面はカラーピクチャーレーベルと地味にお金がかかっている感じだったので、「ここで余らせたら、赤字の要因になるのでは」と思わず後者を買ってしまいました(笑)。

 次回公演は2007年7月にスパイラルホールで。坂東三津五郎が出演するようです。

http://www.dandanbueno.com/
posted by MEI at 01:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・芸術

2006年05月29日

そして週末が終わる

 よく考えたら、2日続けて芝居に行ったのは初めてなんじゃないか。ということをロリータ男爵の公演を観ている最中に思った。

 「モーターサイクル・ドン・キホーテ」「エプロンの証」の各項では比較しなかったが、ちょうど良いタイミングで別の位置にある芝居に足を運べた気がする。

 後者を観て思ったのは、「あぁ最近は前者に近い、もしくは、後者ではない系統の芝居にばっかり足を運んでいたなぁ」という点。もちろん、加齢とともに趣向が変わってくるので足を運ぶものは演劇以外も変わってくるわけですが、やはり合う合わない別として、それなりに評価を得ているものであれば触ってみると得るものがありそう。

 今回のケースでは、かたや、静、思考を必要とするもの。こなた、動、スパンと入ってくるもの。実に面白い対比だなとニヤけながら、いつもどおり週が明ける。
posted by MEI at 02:26 | Comment(2) | TrackBack(0) | 演劇・芸術

遊園地再生事業団プロデュース「モーターサイクル・ドン・キホーテ」

@横浜赤レンガ倉庫1号館 3階

 久しぶりに東京を離れて、神奈川は横浜である。行きは新宿経由だったので横浜まで直行だったが、帰りは稲田堤を歩く手段をとったため、大変遠く感じた。よくもまぁ父氏は横浜までラッシュ帯を3年も通勤していたもんだと、帰宅してから褒め称えた。

 先行予約で購入したチケットにはF1列と記載されていてA→Fの6列目だと思ったら、Flatの1列目、最前列だった。座席は中央右寄りで必ずしも舞台全体は見渡せないなと思っていたもののの、実は舞台が右よりの凸型に形成されて、奥行きが出ていたので、最善の席だったと終演後気付いた。劇中にバイクの排ガス/タバコの煙が直撃したのは、トレードオフということで我慢我慢。

 本公演の企図されたところは以下の公演URLをご参照のこと。舞台は横浜鶴見区にあるオートバイ店。初老の店主・忠雄に後妻として嫁いだ年の離れた妻・真知子。忠雄の娘・由佳と、オートバイ店に勤める坂崎、常連の松浦。そして神山の6人。暗転した際にカルデーニオの舞台へと舞台が変わるが、それ以外は基本的にオートバイ店の中で進行。

 「女優だけは駄目だ。他なら何をやってもいい」「あいつは女優なんだ」という台詞が終盤と観劇後に、そして今も応えてきている。松浦は去年足を運んだ「トーキョー/不在/ハムレット」に登場してきた今時の若者という話し方が何となく好き。「〜ッスよ」という台詞とイントネーションが好き。途中で入る映像も次第にイメージを膨らませてきています。

 実は横浜公演だったので、行くべきか行かないべきか悩んだんですが、観劇後の帰宅中にいろいろ思い起こされることも多々多く、交通費含めて十分に十分な公演でした。次回は11月。シアタートラムで「現代能楽集III『鵺』」。とりあえず、トラムのメルマガ会員に登録しておこう。

http://www.u-ench.com/motordq/
posted by MEI at 01:04 | Comment(2) | TrackBack(0) | 演劇・芸術

ロリータ男爵「エプロンの証」

@下北沢駅前劇場

 初見だったので帰宅後改めてサイトを見直したら、オリジナルミュージカルも同劇団の1つも売りらしい。通りで挟み込みパンフレットに歌詞が書いてあったわけだ。

 舞台自体はロボット技術が進んで、人間が働かなくても良い階級「ニート」になってしまったという未来で、最後の働く人間「ハルコ」とその母、ニート様の低寿命化に危惧をいだいたロボットが協力して、というお話。主人公・ハルコの東北訛りが途中から、「21エモン」のゴンスケに被って見えてしたりと藤子不二雄(当然、Fの方)っぽいキャラクターが多い気がした。転じてみると、ストーリーもシンプルでそのまま受け止めれば、そのまま納得がいくというところでしょうか。

 あとは客席いじり(&乱入)が大分多い。終盤はほとんどそんな感じで、ここで好みが大きく別れそう。嫌いではないけど、毎回こういう流れだときつそうだなぁ。そうしていじりきったところで、まとめが入って終了。そのまま前説で出てきた役者さんが出てきて、アンケート&物販タイム。特段、出演者が並んで礼をするということはなく、振りかぶった両手をどこにもって良いか困った(笑)。

 ハルコ役の吉原朱美という方は客演の方なんですね。所属はベターポーヅらしいですが、近々では公演の予定はなし。残念。ロリータ男爵所属としては演技というより、役者本人が持つキャラクター性先行で人気を得ている人もいましたが、前説、後説で登場した役者松尾マリヲ氏が印象的でした。

http://www.lolidan.com/
posted by MEI at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・芸術

2006年05月05日

劇団、本谷有希子(アウェー)「密室彼女」

@下北沢ザ・スズナリ

 水と油に続く、前から気になっていたけど行っていなかったよねシリーズ第2弾。あまり深く考えないでチケットを手配したのだが、乙一原案による番外公演だった。舞台は19時開演を10分と少し押して、21時前に終わる。

 話はビルの囲まれて密室状態となった空間に落ち込んだ男女と、死体が入ったスーツケースを持った男二人とそれに拉致された女とのパートに分かれている。緩急なく一定の速度で話が進行していった感もあり、果たしてこれが通常公演と同じなのか、番外公演ならではなのか判別がつかない。本公演で言えば、公演時間が短くなっても速度感があっても良かった気がする。とりあえず次回の本公演には行ってみようと思う。

 本編とはすごく関係ないが、ブログのくだりは中川翔子のブログを指しているのではないかと推測。そうすると、登場人物名の神木翔子、つまり、かみき翔子は、公演中に台詞で聴いていた範囲では上木という漢字だと思っていたので、“中”“川”に近い漢字に変換したのかなと妄想。ついでに登場人物に“マナベ”とあったので“眞鍋かをり”から来ているのかなと勝手に考えた。でも他の役名はあまり関係ないので、多分当たってない。

http://www.motoyayukiko.com/
posted by MEI at 01:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・芸術

2006年04月24日

ラーメンズ第15回公演「ALICE」

 ひじょーに今更ですが、先だってのWOWOW放送が初見です。05年の4月に行なわれた公演。DVD版も予約だと2730円と比較的安価なので購入しようか検討中。いや、内容はWOWOWベースなんでしょうけど。

 それよりもDVD-BOXを買おうかなとも。
posted by MEI at 01:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・芸術

2006年04月15日

シティボーイズミックスPRESENTS「マンドラゴラの降る沼」

 昨年に続いて行って参りました。今年はシティボーイズ、中村有志に加え、いとうせいこう、銀粉蝶が出演。いとうせいこうの出演は5年ぶりくらいで、構成としても参加。音楽はスチャダラパーのシンコ。サントラは売っていなかった。

 アートスフィアがホリプロに売却&改修に入ったこともあり、今年は東京大田区にある池上本門寺に設営したテントでの屋外公演。最寄り駅は池上駅か西馬込駅。私は西馬込から行ったんですが、6車線道路の割には歩道が狭いというのはちょっときつい。

 特設テントは結構横幅があり、1列で5〜60くらいで収容人数はそれなりにある模様。なんてことを考えているうちに「まもなく開演〜」とおきまりの言葉ではなく、「まもなく、イキイキ推進委員会 委員長の早水日秀様より開演のお言葉が」云々とネタのようなアナウンス。果たして出てきたのは、斎木しげるではなく、池上本門寺のホンモノの御仁だった(笑)。帰宅して調べてみたらホームページも開設済み。

 イキイキ推進委員会とは何かと、その日にちなんだ講話、そして「ゲネプロから観てますが」と今回の舞台についてもちょっと触れる。講話は東京大空襲が主題だったので少々深めでしたが、それ以外は所々笑いのツボを心得ているというか話の進め方が上手い。ので、まぁ「俺は宗派が××××(適当に類推してお楽しみ下さい)なんじゃー」という人もそこまで深く考えないように。いや、本当に宗派云々だったら、本門寺が舞台の段階で来ません、よね。

 舞台本編としては、崖に落ちかけたところで時が止まった五人組のコントからスタートし、一家殺人事件や大砲男、原子力PR活動、ツーリングバー、生おぼえ、マイナスイオンさん、ネガティブオーラ、一家殺人事件で触れられた当時の演劇の再現、崖のコントという流れ。現在付いている演出家になってから、実事件に近い題材を入れてるんですが、一家殺人事件あたりは少々ネタのベースに組み込むのはどうだろうなぁ。最終的に演劇再現につなげるのならば無理にというところでもないだろうし。

 舞台の時間は講話を入れて約80分前後。構成にいとうせいこうが入った影響か、それに前回分かった演出の向上が複合したのか、非常に満足度が高い。というか、笑い泣いた。東京以外は通常通り劇場でやるので雰囲気が変わるかもしれませんが、今年は観る価値があると言って良いかもしれません。私ももう1回足を運びたいところですが、来月WOWOWでやるのでこちらで再見しようと思います。
posted by MEI at 22:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・芸術

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。